11日の全国および台湾での一斉上映となった“1周年特別上映”を含め、16日まで1週間に渡り三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)を上映した、広島県呉市にある呉ポポロシアター。
16日に年明け1月29日までの上映スケジュールを発表したのだが、1月21日~1月27日の期間には三浦さん主演で多部未華子さんがヒロインを演じた『アイネクライネナハトムジーク』、新田真剣佑さん主演で三浦さんも重要な役どころで出演した『ブレイブ 群青戦記』。
1月28日からは『天外者』とこちらも三浦さん主演の『真夜中の五分前』を上映することが分かった。
「呉ポポロシアターさんでは、これまでにも三浦さんの主演作、出演作を続々と上映する『三浦春馬スーパーフェスタ』という独自のイベントを開催してきました。
しかも数ヶ月に渡るものを複数回行ってきていますからね。
三浦春馬さんや三浦さんのファンに対する大きな愛を感じます。
『天外者』の上映に関しては、再上映や再々上映どころでは収まらず、1月の上映が6回目の上映となるはずですから、本当にすごいことですよ」(メディア記者)
16日には、『天外者』を配給するギグリーボックスが“2022年もまだまだ『天外者』!!”と熱く宣言したばかり。
呉ポポロシアターは、早くもギグリーボックスの心意気に年始の上映スケジュールで応えてみせた。
今後も、これに続く劇場が現れ、2022年は2021年を上回るペースで特別上映が実施される可能性も考えられる。
『天外者』のさらなる躍動から目が離せそうにない。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている