三浦春馬さん『天外者』特別上映に対するアミューズの姿勢“変化”が意味すること | The Audience
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三浦春馬さん『天外者』特別上映に対するアミューズの姿勢“変化”が意味すること

三浦春馬さん『天外者』特別上映に対するアミューズの姿勢“変化”が意味すること
The Audience

 三浦春馬さん最後の主演映画となった『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)が11日、全国304館、台湾1館の計305館にて“1周年特別上映”を実施した。

 この特別上映により『天外者』の興行収入は9億円を超え、昨今のヒット映画の1つのボーダーラインとなっている【10億円】の壁を打ち破ることも現実的なものとなってきている。
 
 他の多方面からのPRを受けた大作と呼ばれる類の映画であれば、【10億円】というボーダーラインなどゆうゆう超えていかなければ格好が付かないかもしれない。
 
 だが、コロナ禍のあおりをもろに受け、主演の三浦さん急逝という状況も相まって、『天外者』は一時、日の目を見ない可能性すら出てきていた。
 
 そこから、配給を務めることになるギグリーボックスが手を挙げ、さほど大きなPRはできなくとも「春馬さんの映画での最後の勇姿を観たい」といったファンの熱、その熱に応えたいという制作サイドや各映画館の想いが実を結び、ここまでたどり着いたのである。
 
 なお、『天外者』が全国一斉の特別上映を実施したのは11日が3回目。

 過去2回は、三浦さんの誕生日である4月5日と七夕の7月7日に、いずれも100館を超える劇場にて実施されてきた。

 そして、過去2回の特別上映については、当日に三浦さんが所属するアミューズが“三浦春馬&STAFF INFO”のツイッターアカウントを通じて、各方面への感謝などをコメントしていた。
 
 しかしながら、3度目で過去最大の規模となった11日の特別上映については、“三浦春馬&STAFF INFO”からの当日コメントはなかった。
 
 この変化が意味することとは一体……。
 
(文/西島龍大)
 
 ~ライター略歴~
 沖縄県出身
 ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き