興行通信社が13日、先週末(11~12日)の映画観客動員ランキングを発表した。
1位は田中圭さんと原田知世さんのダブル主演『あなたの番です 劇場版』が獲得。
2位以降は、マーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いたトム・ハーディ主演作『ヴェノム』の続編となる『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』、2020年12月31日で活動休止となった人気グループ「嵐」の初となるライブ映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』、ディズニーの長編アニメ『ミラベルと魔法だらけの家』、サンエックスの人気キャラクター「すみっコぐらし」による劇場アニメ第2弾『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』、永野芽郁さん主演『そして、バトンは渡された』、エドガー・ライト監督によるタイムリープ・ホラー『ラストナイト・イン・ソーホー』、川原礫さんの同名ライトノベルを原作とする人気アニメシリーズの『劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア』、西島秀俊さんと内野聖陽さんダブル主演『劇場版 きのう何食べた?』、トニー賞で6部門を受賞し、グラミー賞、エミー賞にも輝いたブロードウェイミュージカルを映画化した『ディア・エヴァン・ハンセン』という顔ぶれとなった。
「FC2ブログにて独自に集計を行っている『興行収入を見守りたい!』のものと順位が異なっていますね。
と言っても、『興行収入を見守りたい!』で8位にランクインしていた三浦春馬さん主演『天外者』がTOP10圏外、11位だった『ディア・エヴァン・ハンセン』が10位にランクインしているという違いのみではありますけど。
11日に『天外者』は1周年特別上映という異例の上映を、全国304館で行いました(台湾1館でも上映されましたが、国内の興行収入には影響しませんので詳細は割愛します)。
『興行収入を見守りたい!』の集計では11日のデイリーランキングで『天外者』は5位。
12日に『天外者』の上映を行っていた劇場はわずかに7館だけでしたが、11日の貯金が大きかったこともあり『興行収入を見守りたい!』の11~12日集計では8位となっていたんです。
興行通信社発表のものと全く順位が異なるのであれば『興行収入を見守りたい!』の集計精度に疑問符もつくところですけど、そうではありませんからね。
『意図的に、天外者を排除したランキングを興行通信社が発表したのではないか』という見方をする声も聞こえてきている状況ですよ」(メディア記者)
これが意図的なものであるならば、一体何のために、そしてどんな組織がこのような措置を執っているのだろうか。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き