三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』の1周年特別上映が11日、全国304館と台湾1館の計305館で行われた。
三浦さん演じる主人公・五代友厚の幼少期、まだ五代才助という名前だった時代の五代役を務めた子役の末次寿樹さんは同日、トーマス・グラバー役を務めたロバート・アンダーソンさんとともに、東京は渋谷にある“渋谷HUMAXシネマ”を訪れ、特別上映を鑑賞したほか急遽のファンサービスまで行っていた。
「末次寿樹さんは自身のツイッターで“『天外者』公開1周年特別上映 春馬さんに会いに行ってきました ロバートさんと再会 皆様の温かい思い ステキな時間をありがとうございました 展示には以前させていただいたサインもあり映画館の優しさを感じました☆ お花も飾っていて本当に皆様に天外者は愛されていると改めて実感しました”とコメントしていましたね。
また、“憧れの春馬さんの幼少期を演じれてとても光栄で、これからも大切にしていきたいです”と、あらためて三浦春馬さんへの敬意を示すとともに、“全国でみんな同じ思い 一緒に今日は観れましたね”とファンの想いに寄り添う言葉も送っていたのが印象的です。
一方で、日本中、さらには台湾でも多くのファンが足を運んだ、過去に類を見ない一大イベントである『天外者』1周年特別上映を、1ヶ月前の公式発表から上映当日の今日に至るまでマスメディアは1度たりとも報じていません。
三浦さんの所属事務所であるアミューズが管理している“三浦春馬&STAFF INFO”のツイッターアカウントは、1ヶ月前の公式発表時には告知をしていましたが、本番当日となった今日は何もコメントしていません」(メディア記者)
未来ある少年の純粋な想いを裏切るような社会で本当にいいのか……。
五代も三浦さんも、そう問いかけているような気がしてならない。
(文/窪田翔吾)