「日刊スポーツ」が8日、今シーズン球団から戦力外通告を受けながら、同日に行われたプロ野球12球団合同トライアウトに参加しなかった主だった選手について報じた。
広島の今村猛投手、DeNAの乙坂智外野手、ロッテの大嶺祐太投手、オリックスの鈴木優投手、楽天の牧田和久投手、下水流昂外野手、ソフトバンクの川島慶三内野手、釜元豪外野手、西武の吉川光夫投手という面々がトライアウトを受けなかった主な選手として紹介されているのだが……。
「まず、他の選手は投手、内野手、外野手と名前の後ろにポジションを記載されている中で、鈴木優投手だけ“鈴木優”と呼び捨て状態になっていますね。
記事掲載から半日以上経過してますが、現状もそのままになっています。
それから、ロッテの大嶺祐太投手に関しては、現在は修正されていますけど記事掲載当初“大嶺翔太投手”と記載されていました。
大嶺翔太さんは、大嶺祐太投手の実の弟で、兄とともに数年間ロッテの選手としてプレーしました。
2018年に度重なる金銭問題が原因となり、自ら引退を申し出るという異例の形でプロの世界を去り、2019年2月には知人男性への恐喝未遂の疑いで逮捕されるという何とも…な人生を歩んだ方です。
そうした経緯がある方ですし、仮にそうした経緯がなくとも、兄の名前を書くべきところに弟の名前を書いてしまうのは問題でしょうし、それを掲載前にチェックできていない日刊スポーツの体制にも疑問を感じますよ」(メディア記者)
敬称や名前は、誤り・ミスがあると「侮辱された」と対象者に感じさせてしまう部分であり、記事を書くうえで十二分に気をつけなければいけない。
(文/佐藤博幸)
~ライター略歴~
山口県出身
大のアイドル好きで、アイドル関連をメインに記事執筆を行っている