三浦春馬さん『天外者』特別上映報じぬメディアと中国&IOCバッハの茶番劇に共通することとは | The Audience
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三浦春馬さん『天外者』特別上映報じぬメディアと中国&IOCバッハの茶番劇に共通することとは

三浦春馬さん『天外者』特別上映報じぬメディアと中国&IOCバッハの茶番劇に共通することとは
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 女子テニスのダブルスで元世界ランク1位の彭帥さんが、中国の張高麗元副首相に性的関係を強要されたと告白後、安否不明となっている問題で、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が先月に続き2度目となる彭帥さんとのビデオ通話を行い「安全を確認した」と発表した。

 昨年12月11日に封切りとなり、今なお超ロングラン上映が続いている三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』は、1周年を記念して11日に国内304館と台湾1館の305館で一斉に特別上映を実施すると先月発表したが、メディアはこの特別上映を一切報じていない。

強固に見えるその権力もあっという間に瓦解する

 「2つのニュースは、エンターテイメントとメディア、スポーツと政治。全く異なるジャンルの話ではありますけどね。
 
 共通して言えることは『民意をバカにしている』ということでしょう。
 
 権力を持っている側や発信力のある側が、偏向報道などで印象操作をしたり圧力をかけたりすれば、民間人は黙ってそれを信じる、あるいは言いたいことを我慢して泣き寝入りすると思い込んでいるフシがありますよね。
 
 バッハ会長が、来年の冬季北京五輪の開催に影響が出ないようにと、中国の国家ぐるみでの怪しい動きに加担しているであろうことは火を見るより明らかですし、三浦春馬さんの『天外者』特別上映を大手メディアが一切報じていないことも三浦さんのファンの間では周知の事実であり、ファン以外でもどんどん『おかしい』と感じている人が増えていっていますよ」(メディア記者)
 
 権力を持つ者は、持たざる者に寄り添う姿勢を示し続けなければ、強固に見えるその権力もあっという間に瓦解するということを認識すべきだろう。
 
 それから、民意側にも権力側にも迎合せず、事実と自社の意見を伝えていくことが、本来メディアがすべきことなのではないだろうか。
 
 露骨に権力、つまり長いものに巻かれ続けるメディアはあまりにも民意を舐めていると言わざるをえない。
 
(文/中野慎二郎)
 
 ~ライター略歴~
 東京都中野区出身
 演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
 2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動