「日刊スポーツ」が2日、“日刊スポーツ映画大賞に「ファンが選ぶ最高演技賞・最高作品賞」27日発表”のタイトルで記事を掲載。
12月28日に発表される“日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞”、今回で34回目となる同賞において、「ファンが選ぶ最高演技賞」「ファンが選ぶ最高作品賞」を新設したこと、11月30日までで締め切ったファン投票において、11月26日の中間発表時点では最高演技賞に三浦春馬さん、最高作品賞には三浦春馬さん主演の『天外者』が1位となっていたことなどが綴られている。
「前日の12月1日には、報知新聞社が主催する『報知映画賞』の受賞作品、受賞者が発表されました。
こちらは、事前のファン投票では三浦春馬さんの『天外者』が作品賞、主演男優賞、監督賞(田中光敏さん)の3部門で1位を獲得していながら、選考委員会の審査の結果、最終的に『天外者』関連の受賞は1つもなく、三浦さんのファンから大顰蹙を買う事態となったんですよ。
一方で、日刊スポーツは、『ファンが選ぶ最高演技賞』『ファンが選ぶ最高作品賞』の中間発表を投票期間中に2度も行っていましたので、このタイミングで最終結果が分かるのは今月末ですよと告知する必要はさほどないと思うんですよ。
それでも、このタイミングでわざわざ告知したというのは、『報知新聞は、意図的に三浦さんや天外者の話題を避けたんじゃないですか?ウチは、三浦さん関連の報道もそちらと違ってやりますよ』と、報知新聞を一刀両断する目的があったんじゃないかと感じましたね」(メディア記者)
2社のスタンスがだいぶ異なることは間違いないだろう。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動