「コロナ禍の長期化で苦しむ映画界、特にミニシアターのために、ちょっとだけお役に立てたら!」という思いから発足した、映画パーソナリティ・伊藤さとりさん、映画ジャーナリスト・平辻哲也さん、映画コラムニスト・渥美志保さん、朝日新聞映画記者・石飛徳樹さんの4人による“映キャン!(Eiga Camp)勝手に映画応援団”。
そんな映キャン!が27日、YouTubeチャンネル“映キャン!LIVE”の生配信を実施。
この中で、映画パーソナリティの伊藤さんは、すでに長澤まさみさん主演の『コンフィデンスマンJP 英雄編』の試写を鑑賞してきたことを明かし、「ちゃんと(三浦春馬さんが)ジェシーの存在を映画に焼き付けてくれているんですよ」とコメントした。
「約1ヶ月半後に封切となる未公開作品ということで、『コンフィデンスマンJP 英雄編』の全体的な話はしていませんでしたけど、『ロマンス編』『プリンセス編』と過去2作品でも大いに存在感を発揮した、三浦春馬さん演じるジェシーの存在感を味わえる作品にきっちり仕上がっているようですね。
『ジェシーの存在を感じられて、そこだけでも泣けてしまう』とも伊藤さんが語っていましたので、今からますます公開日が待ち遠しくなりましたよ」(メディア記者)
もともと『コンフィデンスマンJP 英雄編』は、三浦春馬さん演じるジェシーと、竹内結子さん演じるスタアを軸としたストーリーが予定されていたと制作サイドは明かしている。
2人が昨年相次いで急逝したことで脚本の大幅変更となったとしていたが、2人の存在感をうまく残していることに大きな期待ができそうだ。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている