23日放送の、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんがMCを務める情報番組『ラヴィット!』(TBS系)では「親子で観たいディズニー映画」を特集。
“世界観がおもしろい作品”のナンバーワンには『インサイド・ヘッド』が選ばれた。
「『インサイド・ヘッド』は、“人の頭の中”にある“感情”がテーマとなっている作品ですね。
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリという5つのキャラクターが登場するんですが、このうちヨロコビとカナシミがこの作品の主人公として描かれています。
日本語吹き替えではヨロコビを竹内結子さん、カナシミを大竹しのぶさんが担当しました。
『ラヴィット!』では、直接、竹内さんの名前を出して『インサイド・ヘッド』を紹介していたわけではありませんけど、昨夏に相次いで急逝した三浦春馬さんとの比較で明確な違いがあるように感じます。
三浦さんの場合は、一周忌を過ぎてからはほとんどの芸能人の方が不自然なほどに三浦さんの名前を出さなくなりましたし、三浦さんの関連する作品を大手メディアが極力取り上げないようにしているような状況が見受けられます。
三浦さん最後の主演映画『天外者』は、12月11日に日本全国および台湾の計305劇場で1周年特別上映が行われるんですが、このことはテレビも週刊誌もスポーツ紙も全く触れていません。
『天外者』に限らず、三浦さんが関連した作品はどんどん大手メディアから敬遠されていっているように感じます。
そうした状況と比べると、地上波のテレビ番組で竹内さんが主人公の声を担当した作品が紹介されたことが、特別なことのように感じられましたよ」(メディア記者)
三浦春馬さんに対する大手メディアの姿勢に、多くの方が首を傾げる状況が続いているのは間違いないだろう。
(文/窪田翔吾)