三浦春馬さんにとって最後の主演映画となった『天外者』（配給：ギグリーボックス）でメガホンをとった田中光敏監督が16日、自身のブログを更新。
「12月11日、台湾でも『天外者』上映と聞きました。とても嬉しいです」と、『天外者』の“1周年特別上映”が同日に台湾でも実施されることに冒頭で触れている。
さらに、「皆さんに身をもって教えていだいた事」として「積み重なる力は、奇跡を起こす」という格言を提示。
最後に「長崎からは、ロケーションジャパン大賞ノミネートの連絡。長崎市には、本当に2年に渡り大変お世話になりました。少しでも恩返しが出来たらと思います」と、先日発表されたロケーションジャパン大賞に『天外者』が、長崎県長崎市、京都府舞鶴市、京都府京丹後市の3都市とセットでノミネートされたことについても想いを語っている。
奇跡が起きた“きっかけ”は
『天外者』の周囲でいくつもの奇跡が実際に起こったのは、田中監督の語っているように、多くの方々の積み重なった力によるところが大きいだろう。
だが、その多くの方々の気持ちを動かす“きっかけ”を作ったのは、主演の三浦春馬さんであり、作品を手掛けた田中監督にほかならないだろう。
（文／西野麻衣）
～ライター略歴～
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている