12日に公式サイトなどで、全国296館で一斉上映という超大規模な「1周年特別上映」の実施を発表した、三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)。
同映画でメガホンをとった田中光敏監督は13日、前代未聞の歴史的な快挙に対し「あり得ない事」と驚き感動したことを自身のブログで語った。
「『天外者』にはいつも脅かされます」とし、他の映画ではほぼ見られないこれまでの数々の偉業を並べ「そして今回、12月11日には全国296館上映と、あり得ない事が起きるたび、三浦春馬と言う役者の凄さと素晴らしさと、春馬君が沢山の人達に愛されていること、感じずにはいられません」などと綴っている。
『歴史的大偉業』
「主演俳優の誕生日、七夕、そして公開1周年とこれで3度目の全国一斉上映の実施ですからね。
田中監督の仰るとおり、“あり得ない事”のオンパレードです。
1つ“あり得ない事”があるだけでも十分に偉業ですが、全国一斉の特別上映を3度も実施されるなんて過去になかったですし、未来永劫同じことが起きないであろう『歴史的大偉業』を『天外者』は成し遂げたと言えるでしょう。
それに、他にも再上映、再々上映と同じ劇場で何度も上映が実現するといった偉業も達成していますから、『天外者』は映画業界はもちろんのこと、エンターテイメント業界に燦然と輝くべきではないでしょうか」(メディア記者)
殿堂入りレベルの偉大な作品を、エンタメをめぐる意味不明な大手メディアの報道姿勢の前につまずかせるわけにはいかない。
引き続き、三浦春馬さん『天外者』の刻む歴史をしっかりと届けて行きたい。
(文/窪田翔吾)