「スポーツ報知」が13日、“ボビー・オロゴン、川で溺れている男性を助けて埼玉県警から表彰されていた 越谷市荒川出津橋付近”の見出しで記事を配信。
今月5日に川で溺れていた男性を救助したことで、埼玉県警からボビー・オロゴンさんが表彰されていたことを報じたものなのだが……。
「ボビー・オロゴンさんの現況について『今月20日に沖縄アリーナで開催のRIZIN.32に向けて沖縄入りし、合宿中』と綴っている部分は至って自然だと思います。
『わざわざこの写真を使うのは悪趣味』
ただ、文末に『ボビーは昨年5月に自宅で妻の顔を指で突いたとして、埼玉県警に現行犯逮捕され、今年5月に暴行罪で罰金10万円の判決を受けた』と書き、記事に添えた写真もボビーさんが事件後に浦和警察署から釈放されて出てきた際のものを使っていたことには嫌な印象を受けました。
今年4月に『ワイドナショー』（フジテレビ系）で松本人志さんが『なんでこの写真なんやって、いっつも思うよ。悪意に満ち満ちたやつあるよ』と指摘していたように、メディアのしれっと悪意を込めるやり方は、どうにも感心しませんね。
その後、読者から『人助けのニュースなのに、わざわざこの写真を使うのは悪趣味』などの指摘が相次いだからでしょうね、ボビーさんの写真は別のものに差し替えられています。
ですが、今回の善行とは無関係な文末の事件に関する記述はそのままです……」（メディア記者）
アゲるように見せかけて叩く記事は、悪意に満ちていると言わざるを得ないだろう。
（文／スコッティ角筈）
～ライター略歴～
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたとのこと
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する