柳楽優弥さん主演で、有村架純さんらが共演、三浦春馬さんにとっては最後の出演映画となっている『映画 太陽の子』(配給:イオンエンターテイメント、監督:黒崎博さん)。
10月25日に《柳楽優弥、三浦春馬、有村架純らの『映画 太陽の子』米国2映画祭に公式選出》の記事で当サイトでも、ロサンゼルスの映画祭“アウェアネス映画祭”とハワイ州最大の国際映画祭“ハワイ国際映画祭”に同映画が参加することをお伝えした。
そしてこのたび、10月末で終了した“アウェアネス映画祭”において、同映画が「Grand Jury Narrative Feature(長編映画部門、審査員グランプリ)」を受賞したことが分かった。
追加の栄誉を獲得する期待も
「『映画 太陽の子』はメッセージ性が評価されて“アウェアネス映画祭”で公式作品として上映されたわけですけど、上映が叶っただけでなく、審査員のハートを射抜き審査員グランプリまで獲得してしまうんですから、お見事と言うより他にありませんね。
これで、今月28日まで続く“ハワイ国際映画祭”でも“アウェアネス映画祭”のように、追加の栄誉を獲得する期待が持てるのではないでしょうか」(メディア記者)
柳楽さん、三浦さんは同年代の俳優で、子役時代から互いを認めあっていたという。
今回の栄誉獲得を柳楽さんはもちろんのこと、天国の三浦さんもあのクシャッとした笑顔で喜んでくれているのではないだろうか。
なお、映画祭とは別に、現地時間の12日よりロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコなど全米で『映画 太陽の子(英題:GIFT OF FIRE)』が封切りを迎える。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている