8日、長澤まさみさんが主演する『コンフィデンスマンJP 英雄編』の第三弾キャストとして、乃木坂46の生田絵梨花さんとともに発表された城田優さん。
つい先日には、昨年7月に急逝した三浦春馬さんが小池徹平さんとともに、初演・再演とダブル主演してきたブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』に、三浦さんがこれまで演じ続けてきたローラ役として、来年秋の再再演に出演することも発表された。
また、1日から放送開始となった、上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』ではナレーションを担当している。
前クールの鈴木亮平さん主演TBS日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では、ストーリー後半の重要な役どころであるテロリスト・エリオット椿として出演。
10月から11月にかけて放送された、ジャニーズ人気アイドル・NEWSの増田貴久さん主演『古見さんは、コミュ症です。』(NHK)にも出演していた。
「自身が薬物や反社などと関わっていた場合はもちろんのこと、疑いを持たれるような行動を報じられた場合でも、一気に好感度や信用を失い、各種メディアでの仕事を失うことにつながっているのがここ数年の芸能界の状況ですよね。
『ひょっとしたら賭けに参加していたのではないか?』
城田さんは昨年7月に、読売ジャイアンツの原辰徳監督と懇意にあるタニマチの不動産会社社長と東京ドームVIPルームで同席しているところを週刊新潮(新潮社)に写真付きで報じられました。
このときの写真では件の不動会社社長が札束を手にしており、『野球を対象にした賭け、れっきとした野球賭博に興じていたのではないか』と新潮の記事に書かれていました。
具体的な賭けの内容も記されていましたので、笑顔で同席している城田さんも『ひょっとしたら賭けに参加していたのではないか?』ともネットを中心に話題となったんです。
ところが、以前より人気が落ちたとは言え今なおテレビやスポーツ紙にとって重要なコンテンツであるプロ野球。そして、その象徴とも言うべき巨人。
そんな巨人軍の原監督を敵に回してまで、このときの新潮の記事を後追いするメディアはほぼ皆無でした。
新潮も直前に報じた原監督のゴルフ賭博の話題とともに、この件に関しては以降目立った追加報道をしませんでした。
その後、城田さんは所属していたワタナベエンターテインメントとの契約を満了し、同事務所を退所。『賭博の場に同席したことが退所の要因になったのでは?』との声もありましたが、その後の仕事に何らネガティブな影響が出ていないことや、退所時の事務所側の『今後もサポートを続ける』という主旨のコメントなどを考えると、事務所と揉めた末の退所というワケでもなさそうです。
ただ、そうは言っても、かなりグレーな内容を報じられ事務所という後ろ盾もなくした城田さんが、さほど影響の出づらい映画や舞台にとどまらず、民放以上に醜聞に敏感なNHKでも仕事が続いている状況は、やはり不可解さが残りますよね……」(メディア記者)
本人ではなく、周囲の人物によるトラブル、スキャンダルで環境が激変していった片瀬那奈さんやゆきぽよさんの例を見る限り、城田さんの立ち位置がそれらとは違っているということは間違いなさそうだ。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中