14日に帝国劇場での初日を迎えるミュージカル『マイ・フェア・レディ』に出演する俳優の森雄基さん。
森さんは、2016年の初演、そして2019年の再演でも、三浦春馬さんと小池徹平さんがダブル主演したミュージカル『キンキーブーツ』に出演。
昨年7月の三浦さん急逝以降、月命日の18日に毎月、三浦さんへの献杯ツイートを続けている。
ただ、一周忌となった7月18日までは、「春馬」と三浦さんの名前を出してのツイートが続いていたのだが、8月18日、9月18日、10月18日は「桜」と「馬」の絵文字で三浦さんを指し示してはいるものの、三浦さんの名前は出さない状態が続いていた。
そんな中、4日に投稿した森さんのツイートでは「春馬もきっと喜んでくれてるはず。ずっと演じ続けられる作品でありますように」と『キンキーブーツ』が2022年秋に再再演されることが決まったと報告する『キンキーブーツ』公式のツイートを引用しながらコメントしたのである。
大きな意味がある
「森雄基さんのツイートに対しては、『心の底から喜べない自分がいる』『心中複雑です』『いろんな感情が今は入り混じり』と、三浦春馬さん不在の『キンキーブーツ』が上演されること、三浦さんが演じ続けてきたローラを城田優さんが受け継ぐことについて、気持ちの整理がつかないとするリプライが数多く届いています。
『キンキーブーツ』がこうした形で再再演を迎えることには、やはり様々な意見があると思いますが、そのこととは別に森さんが一周忌以来伏せ続けていた『春馬』という名前を口にしたことには大きな意味があるように思いますよ」(メディア記者)
森さんのツイートが、多くの芸能人が三浦さんの名前を出さないというおかしな状況を打ち破る、そのための大いなる一歩となるかもしれない。
(文/窪田翔吾)