「日刊ゲンダイDIGITAL」が1日、“爆問・太田光ピンチ!TBS選挙特番「戦犯」発言などに批判殺到、芸人MCに世間からは厳しい目”の見出しで記事を配信。
10月31日に投開票が行われた衆議院議員選挙の行方を放送するTBS特番『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ』において、初の選挙特番司会に挑戦した、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光さんの数々の発言に対し、世間から厳しい声が飛んでいることを報じている。
「政治家の失言と大差ないレベルの問題発言の数々でしたね、太田光さんは。
『TBSいい加減にしろ』
ただ、日刊ゲンダイの記事の中でも『一番批判されるべきは彼をMCに起用したTBSでしょう』と書かれているとおり、最も責任を負うべきなのは、もともと決して品の良くない発言をしばしばする太田さんに衆議院議員選挙特番の司会を任せたTBSでしょうね。
TBSは昨年から今年にかけてだけでも、三浦春馬さんの遺作ドラマ『カネ恋』こと『おカネの切れ目が恋のはじまり』での不可解演出の数々、乗馬取材中に負わせたMISIAさんの骨折、知人男性が自宅で薬物使用し逮捕されたゆきぽよさんを他のテレビ局が起用自粛する中でバラエティ番組やクイズ番組へ起用し続けた件、小林廣輝アナウンサーの6股騒動など、いくつも視聴者からクエスチョンを突き付けられるような動向が見られました。
今回の太田さんの問題発言で、『TBSいい加減にしろ』『おたくのコンプラ意識はどうなってるんですか』といった指摘も出ていますが、これだけクエスチョンだらけであれば、そんな指摘が出るのも当然ではないでしょうかね」(メディア記者)
日曜21時からのドラマ枠、いわゆる“日曜劇場”を中心に、ドラマの評価や視聴率においては高い実力を発揮し続けているTBSだが、バラエティや報道といったジャンルにおいては考え直すべきところがいくつもあるのではないだろうか。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動