ヤクルト「大逆転」セ界制覇!DeNA最下位決定もアノ点で「大逆転」の可能性浮上 | The Audience
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ヤクルト「大逆転」セ界制覇!DeNA最下位決定もアノ点で「大逆転」の可能性浮上

ヤクルト「大逆転」セ界制覇!DeNA最下位決定もアノ点で「大逆転」の可能性浮上
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 26日に横浜スタジアムで行われた「DeNA-ヤクルト」の1戦で、ヤクルトが5-1のスコアでDeNAを下し、甲子園球場で行われた「阪神-中日」戦で阪神が0-4で敗れたため、マジックを2としていたヤクルトがセ・リーグのペナントレース優勝を果たした。

 6月には首位阪神と7ゲームという大差を付けられていたヤクルトだが、東京五輪による休止期間を経ての後半戦、特に9~10月には大型連勝を何度も作る驚異的な強さを見せ、見事に大逆転での優勝達成となった。
 
 また、この日の結果、DeNAの最下位も確定した。
 
 そして、ペナントレースとは別に、セ・リーグの首位打者、新人王というタイトルにおいては歴史的な大逆転が起こるかもしれない。
 
 まず首位打者争い、こちらは最終盤に来て、広島の鈴木誠也選手が頭1つ抜け出したかに思われていたが、現在は打率.318。
 
 依然、首位打者を保ってはいるものの同僚の坂倉将吾選手が.314とわずかに4厘差、さらに3位に.313の阪神・近本光司選手となっていて、全試合日程を消化した近本選手が上位2選手を抜くことは極めて難しく、実質的には鈴木選手と坂倉選手の同僚対決にタイトルの行方が絞られていた、かに思われた。

過去に1人もいなかったルーキーイヤーでの首位打者

 ところが、26日の「DeNA-ヤクルト」戦で、DeNAのルーキー・牧秀悟選手が4打数3安打の猛打賞を記録。試合前は.308だった打率を.312まで伸ばし、残り1試合での逆転首位打者の可能性が生まれたのである。
 
 鈴木誠也選手が首位打者のタイトルを取ったことがなかったり、あるいはホームラン王争いでトップに立つヤクルト・村上宗隆選手、巨人・岡本和真選手を1本差で追っている状況だったりしなければ、おそらく残り3試合では打率で抜かれることがないように出場を控えた可能性も考えられる。
 
 だが、鈴木選手は2019年に首位打者のタイトルをすでに獲得しており、一方でホームラン王はまだ手にしたことがない。
 
 きっと、初のホームラン王と2度目の首位打者の2冠達成を狙って打席に立ち続けることだろう。
 
 そうなると、DeNAの牧選手は28日に行われる最終戦で打率を.315以上あたりまで伸ばすことができれば、大逆転での首位打者戴冠となるかもしれないのだ。
 
 そして、もう1つのタイトル、新人王。
 
 こちらは、開幕から22試合連続無失点という連続無失点試合の新人記録を打ち立て、26日時点でリーグ2位の35セーブをあげており、防御率は驚異の0.72、さらに球団新記録となる18試合連続セーブを継続中の広島・栗林良吏投手が最有力。
 
 だが、今日の結果を受け、「最有力だった」と言い変えないといけないかもしれない。
 
 先述のとおり、DeNAの牧選手が大逆転での首位打者を獲得することになれば、過去に1人もいなかったルーキーイヤーでの首位打者戴冠であり、栗林投手との僅差になるとは思われるものの、新人王も手中に収めることになるだろう。
 
 とは言え、28日にDeNAが迎える最終戦の対戦相手は広島。
 
 鈴木選手が安心して首位打者とホームラン王の二冠に向けて集中できるように、それと同時に栗林投手の新人王を手繰り寄せるために、広島投手陣は牧選手との対戦を徹底的に避けて敬遠祭りとなる恐れもある。
 
 そんな“みっともない”対戦を目にしたくはないが、果たしてどうなるだろうか。
 
 ホームラン王も絡んでいる鈴木選手以上に、坂倉選手が28日の試合序盤で安打を飛ばし打率を伸ばすことができるか、逆に凡退して打率を下げてしまうのか、それ次第で牧選手への対応も変わってきそうな状況だけに、非常に興味深い展開となっていることは間違いないだろう。
 
(文/有村和巳)
 
 ~ライター略歴~
 静岡県出身
 大学までは野球部で白球を追いかけていた
 今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している