ベースボール専門メディア「Full-Count」(Creative2)が25日、“12月11日に「野村克也氏をしのぶ会」を開催 在籍6球団が発起人となり神宮球場で”の見出しで記事を配信。
昨年2月11日に亡くなった、プロ野球の名選手であり名監督でもあった野村克也さんについて、12月11日に神宮球場で「しのぶ会」を行うことをソフトバンクホークスが発表したことを報じた。
野村さんが選手、監督として在籍したソフトバンク、ロッテ、西武、ヤクルト、阪神、楽天が共同発起人となり開催されるという。
本腰を入れればこうした会を行うことができる
「昨年は年中、新型コロナウイルス感染の驚異に晒され、なかなか人を集めるイベントを行える環境にはありませんでした。
ようやく、この10月に入って感染状況が落ち着いてきたことを受け、今後起こるかもしれない感染再拡大を前に“しのぶ会”を実施しようということでしょうね。
一方で、本腰を入れればこうした会合、イベントを行うことができるんだということで、アノ俳優のファンからはある声が上がっています。
昨年7月に急逝した三浦春馬さんに関してですね。
三浦さんに関しては、当初昨年中に“お別れの会”が行われる見込みとなっていました。
ところが、新型コロナウイルスの蔓延が一向に落ち着かず、昨年はおろか今年7月を目途としていた“お別れの会”は結局開催されず、一周忌のタイミングでオンラインの特設サイトが設置されるに留まったという経緯があります。
ですが、やはりと言いましょうか、わずか1週間程度の期間限定特設サイトの設置では、『気持ちの整理がつけられない』『コロナが落ち着いたら、あらためてお別れの集いの場を設けて欲しい』といった声が上がる結果となっていました。
東京都では、25日に発表された新型コロナウイルスの新規感染者数は17人でした。
野村さんのケースのように、今後1ヶ月、遅くとも年内のうちに三浦さんの“お別れの会”を行うと所属事務所のアミューズが発表すれば、多くの三浦さんのファンはある程度溜飲を下げてくれるのではないかと思うんですけどね」(メディア記者)
特設サイト設置で良しとせず、「折を見て、お別れの会を必ず実施しよう」と考えていたのであれば、野村さんの“しのぶ会”のように迅速な手配ができるはずだが……。
(文/窪田翔吾)