米倉涼子さんが主演する大人気ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)第7シーズンの第2話が21日放送された。
22日に第2話の世帯平均視聴率が15.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かり、一般的には極めて高い数字を保っているものの、第1話の19.0%から3.1ポイントも下げたことになる。
「米倉さん演じる大門未知子の『私、失敗しないので』という決めゼリフそのままに、非常に高い視聴率を叩き出し続けてきた『ドクターX』ですが、いよいよ潮時が近いのかもしれませんね。
今回の第2話で記録した15.9%という数字は、第6シーズンの第4話で記録した『ドクターX』史上最低記録タイ。
全シリーズ通してのブービー記録でも17.1%というとてつもないモンスタードラマだけに、15%台でも決して喜べないどころか冷や汗をかくような状況にあるわけなんですよ。
しかも、これまでの9年間に渡る大成功の結果、米倉さんの1話あたりのギャラは500万円に上るとも報じられています。この金額は、今クールでは江口のりこさん主演『SUPER RICH』に出演する松嶋菜々子さんの150万円の3倍以上の金額。
昔とった杵柄に500万円は、さすがに…
第1話では、今クールの全ドラマを通じて2位の小栗旬さん主演、香川照之さんら実力派俳優がズラリと顔を揃えた『日本沈没 -希望のひと-』の15.8%に対し、19.0%と大差を付けて『さすがはドクターX、さすがは米倉涼子。500万円の価値がある!』と評されていましたけど、第2話では『日本沈没』が15.7%に対して15.9%で肉薄され、次話以降では逆転を許す可能性が高いかもしれません。
早くも『昔とった杵柄に500万円は、さすがにテレビ朝日は大盤振る舞いしすぎたんじゃないか』なんて声も出ている状況ですよ」(メディア記者)
他のドラマであれば大成功の視聴率も、『ドクターX』にとっては大失敗。
このまま『日本沈没』の前に沈むことになるのか、それとも米倉さん演じる大門未知子が貫禄のV字回復を見せるのか、次話以降に注目したい。
(文/佐藤博幸)
~ライター略歴~
山口県出身
大のアイドル好きで、アイドル関連をメインに記事執筆を行っている