ついに、その時が来た。
お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之さんが1年半ぶりに地上波のテレビ番組への出演を果たしたのだ。
昨年6月に発覚した「闇営業騒動」以降はYouTuberとして活動し、登録者数が100万人を超えるなど順調にファンを獲得していたものの、宮迫さん本人が「地上波テレビへの復帰は『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で」とこだわりを見せていたこともあり、これまでには地上波出演は実現してこなかった。
ギャグの「宮迫です!」も
今回は、28日深夜帯(日付としては29日)の生放送クイズ番組『クイズピンチヒッター』(フジテレビ系)にて、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが、クイズのピンチヒッターとして宮迫さんに電話をかけたことで出演につながった。
始めは音声のみの出演だったが、途中からテレビ電話に切り替え、ギャグの「宮迫です!」も披露していた。
「宮迫さんにとってもサプライズ出演という形式だったこともあり、ネットでの反応は賛否両論ありますが、やや賛成の方が多いかなという印象です。
引き続き『見たくない』『出すな』という声もありますが、『もういいでしょ』『犯罪者でもないしそろそろいいと思う』と擁護する声もかなりの数上がっていますよ。
むしろ賛成でも反対でもなく、今回のサプライズ出演に対して『実はシナリオ通りなんじゃ?淳は好感度アップ、宮迫は復帰に向けての世間の反応を見れる』と疑っている人や、『もうこういう台本をサプライズのように見せるのは古いというかダサい』と、アポなしで宮迫さんに電話をしたのではなく、事前に打ち合わせ済みだと見る意見の人もいましたね」(メディア記者)
契約形態の違いこそあれ、司会の東野幸治さん、ゲストの田村淳さん、お笑いコンビ・EXITのりんたろー。さんなど吉本興業の芸人が何人も出演している番組に、電話越しとは言え、事前承諾なしに宮迫さんを出演させるとは考えづらいか。
確かに、サプライズ出演は台本上の演出に過ぎないのかもしれない。
(文/梅林隆介)