27日の「オリコンニュース」が「『低くて太い』伊藤沙莉の声の需要、起用増加に見る“脱・品行方正”CM界の変化」とのタイトルで記事を配信した。
記事には、伊藤さんが2020年総合では6社にCM起用されるなどCM界からの需要が高まっていること、伊藤さん独特のハスキーボイスが印象的で視聴者を惹きつけており、他のCMキャラクターよりも際立つところが伊藤さんの強味だと思われることなどが綴られているのだが……。
伊藤さんに対して失礼
「『脱・品行方正』というタイトルが『極めて伊藤さんに対して失礼だ』と指摘する声が多数上がっていますね。
記事の中では、主語は『伊藤さん』ではなく『CMそのもの』なのですが、『このところは品行方正さよりもインパクトを重視するCMが増えてきている』と語られています。
さらには『近年は、たとえ一部にはウケが悪くても、良きにつけ悪しきにつけ、視聴者にインパクトを残すことを重視する』とも。
言いたいこと、表現したいことは理解できなくもないところもありますが、伊藤さんを卑下しているように感じられる部分もしばしばあります。
『伊藤さんが品行方正ではない、つまり行儀や礼儀がなってない』というニュアンスを与えるような書き方に批判が集まるのは仕方ないかと思いますね。
そもそも、コンプライアンスが非常に重要になっている現代において、CMを作成する企業で品行方正さを求めていない企業などないに等しいのではないでしょうか。
品行方正さは当然、そのうえでインパクトも欲しいというのがCMを作成する上での企業の本音かと思いますよ」(メディア記者)
そもそも行儀や礼儀がなっていなければ、子役時代からこれまでの長きに渡って芸能界で活躍できていないだろう。
品行方正かつインパクトのある声という武器も持っている伊藤さんの、今後のますますの活躍から目が離せない。
(文/佐藤博幸)