タレントの中居正広さんが26日、自身がパーソナリティを務めるラジオ『中居正広 ON&ON AIR』（ニッポン放送）に出演し、7月18日に急逝し5ヶ月以上が経過した俳優の三浦春馬さんへの想いを語った。
10月初頭の『ワイドナショー』（フジテレビ系）では、「基本的にメディアでは亡くなった芸能人に対して気持ちなどを語らないのが自分の流儀」としていたものの、年の瀬の放送ということもあり、このたびラジオで今年亡くなった芸能人を回顧して想いを語ってくれたようだ。
イメージが1ミリもなくて、引き込まれた
「三浦さんが『FNS歌謡祭』（フジテレビ系）に出演した際の姿について『ザッピング（チャンネルを頻繁に切り替えながら視聴すること）で見ていて、最初は誰だか分からなかった。一人で歌って踊ってて。三浦君が歌って踊るイメージが1ミリもなくて、引き込まれた』と振り返っていましたね。
『（イメージとして）大きい人って踊るスピード、機敏さ、シャープさというのは限られていて。でも、こんなに歌えて踊れて、これを一人で、この体格で…というのが引き込まれたところかな。軽い嫉妬みたいなものもあったのかな』とも。
多くのファンの間では、三浦さんのパフォーマーとしてのスキルの高さは知れ渡っていたわけですが、SMAPの中では屈指のダンススキルを誇った中居さんがあれだけ評価しているということは、ファンからの評価とはまた違った大きな意味合いを持つと思います。
役者としても様々な役で豊かな表情を見せてくれて、そしてパフォーマーとしても超一流。まさしく天賦の才の塊と言っていいでしょうね。
返す返すも惜しい人を失ったんだなと、言葉では言い表せないほどの喪失感を覚えていますよ」（メディア記者）
以前から伝えているように、これまでに三浦さんの所属事務所アミューズから、多くのファンが抱えている「なぜ？」に対する回答はこれまでに出てきていない。
チラホラと芸能界からも三浦さんに対する想いを語ってくれる人が増えてきている中で、アミューズからもファンに寄り添う形での会見はあるのか、あるいは会見に関連する情報のリリースはあるのか、その動向に引き続き注目していきたい。
（文／窪田翔吾）