東京都世田谷区には、三浦春馬さんがたびたび足を運び、シナモンロールやバナナマフィンをこよなく愛した小さなパン屋“キャッスル”がある。
店を営むご夫婦と三浦さんとは10年来の付き合いとなり、三浦さんが自身の出演する舞台にご夫婦を招待し楽屋にも幾度か呼んでいたという。
三浦さんは、このご夫婦に対し「お父さん」「お母さん」と呼びかけ、東京の父母然とした接し方をしていたようだ。
そんなキャッスルは、7月11日に「お父さん」が転倒しケガをしたことで、パンを焼くことができないとして、この日以来店を閉めていたのだが……。
三浦さんへの愛にあふれた空間
「17日の午前中にお店専用のインスタグラムを更新して『10月1日より再開いたします。みなさまのご期待にこたえ、これからも元気にがんばります。どうぞよろしくお願い致します』などのメッセージが記された張り紙の画像とともに『店主はリハビリの甲斐がありまして少しずつ動けるようになり今では普通に歩くことも出来るようになりました』と、お父さんの体調についても報告していました。
2ヶ月以上のお休みとなっていましたが、たくさんの美味しいパンと、写真やポスターなど三浦さんへの愛にあふれた空間が戻ってくるのは嬉しいことですよね」(メディア記者)
あらためて、多くの三浦さんのファンも“キャッスル”を訪れることになりそうだ。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている