俳優の小芝風花さん、人気ジャニーズアイドル・Sexy Zoneの中島健人さんがW主演を務めたドラマ『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)最終話が14日に放送された。
15日に判明した最終話の世帯平均視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
最終話放送前までは第1話の7.6%が番組最高だったが、これにより番組最高記録が更新されたことになり、同時にあるジンクスも打破された。
「火曜夜9時のカンテレさんが制作している同枠ドラマでは“第1話が全話を通して最高視聴率になってしまう”というジンクスですね。
2019年以降に放送された全12作品のうち、三浦春馬さん主演『TWO WEEKS』や阿部寛さん主演『まだ結婚できない男』、玉木宏さん高橋一生さんW主演『竜の道 二つの顔の復讐者』、有村架純さん主演『姉ちゃんの恋人』、松たか子さん主演『大豆田とわ子と三人の元夫』など9本ものドラマがこのジンクスに当てはまっていました。
3作品目の快挙達成
『彼女はキレイだった』が10本目のジンクス該当作品になってしまうかと思いましたが、最終話で見事に打ち破って見せましたね。
藤原竜也さん主演『青のSP -学校内警察・嶋田隆平-』以来のジンクス破りで、2019年以降では松坂桃李さん主演『パーフェクトワールド』を含めて3作品目の快挙達成となりました」(メディア記者)
なお、2016年10月以来、関西テレビ制作としてフジテレビ系列で火曜21時に放送されてきたドラマは、この10月の改編により月曜22時へと移動することが決まっている。
枠を移動することで、従来とは違った流れとなるか、それとも引き続きジンクスの傾向が強く出るのか、今後の関西テレビ制作ドラマの動向に注目が集まる。
(文/恵和恵)