アミューズが三浦春馬さんとの「約束の時間」を曖昧にし続けまる1年…不信感が増す理由とは | The Audience
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アミューズが三浦春馬さんとの「約束の時間」を曖昧にし続けまる1年…不信感が増す理由とは

The Audience

 1年前の今日、2020年9月4日は昨年急逝した三浦春馬さんの四十九日だった。

 そして、三浦さんの急逝に関連して所属事務所アミューズが「死亡当日の経緯」「遺書の有無」「生前の三浦さんとの仕事の進め方」「今後の三浦さんの作品の扱い」などについて、多くのコメントを発表した日でもあった。
 
 これらの発表を行うにあたっての挨拶文の中には“情報に誤りがないよう、事実関係を把握し整理することに努めて参りました”という一節があったのだが……。
 
 「当時発表したアミューズのコメントにおいて、誤りはないのかもしれませんが、かなりの曖昧さを残していました。
 
 特に“約束の時間”がその最たるものでしょう。

時は経てども曖昧さは改善されず

 1年前のコメント発表直後はもちろんのこと、今年6月28日に行われた株主総会においても『“約束の時間”とは具体的にいつなのか』という質問があったものの、『2020年9月4日にHPで述べたことがすべて』つまり、このまま曖昧なままにして、具体的な時刻を明言することはないというスタンスを前面に打ち出したのです。
 
 事実関係を把握し整理する時間として四十九日、約50日の期間を取りながら、死亡当日の時系列を具体的に伝えられるに至らない理由とはいったい何だったのか。
 
 当時からずっと疑問が多くのファンの間で渦巻いたまま、気付けば1年もの月日が流れ、時間が経過したにもかかわらず、曖昧さは改善されないままなワケです。
 
 多くのファンが今なお、三浦さんの死に対する疑問を抱え続け、あまつさえ過剰な憶測やデマを生み出したり、他者の発信する過剰な憶測やデマを妄信してしまう主な要因は、このアミューズが残し続ける曖昧さにこそあるのではないでしょうか。
 
 実際、そのように指摘する声はかなり多く聞かれますからね」(メディア記者)
 
 悲しみや怒りの感情は時間薬によって一定の緩和ができるかもしれないが、曖昧さに対する不信感は時間とともにむしろかえって増幅することが多い。
 
 今さら、などと思わずに、せめて「約束の時間」については具体的な時刻を明かしてほしいものだが……。
 
(文/窪田翔吾)