2日、「女性セブン」(小学館)が“芦名星さん 悔やんでいた「亡くなる直前の三浦春馬さんからの電話」”のタイトルでネットニュースを配信した。
記事には、芦名さんと三浦さんは2008年と2010年に放送されたドラマ『ブラッディ・マンデイ』(TBS系)で共演したことをきっかけに親交を深め、その後もしばしば連絡を取り合う仲になっていたこと、芦名さんは三浦さんが亡くなる直前に電話をもらっていたと芦名さんの母親が話していること、三浦さんが「死の兆候」を芦名さんにだけは見せていた可能性などが綴られている。
むしろ三浦さんは「死の兆候」を誰にも見せていなかった
「芦名さんの母親の話として書かれている記述が事実であった場合、もちろん、電話でもっと三浦さんと芦名さんが話せていれば何かが変わった可能性もあるかもしれません。
ですが、そもそもその電話に深い意味があったかどうかも分かりません。
女性セブンさんの記事の中に“芦名さんにだけは「死の兆候」を見せていたとしたら”という一節がありますが、三浦さんの急逝後に親交のあった方々が見せた反応からは、むしろ三浦さんは「死の兆候」を誰にも見せていなかった可能性が高いのではないかと思うんですよね。
芦名さんとしても『死の兆候に気付けていれば』という無念や後悔を感じていたのではないかと個人的には見ています」(メディア記者)
いつも周囲に気を配り、優しく微笑みかけていた三浦さん。誰にも心配をかけずに、強く生きていた三浦さん。30歳という節目の年齢を迎え、さらに具体的な将来設計を進めていた様子がうかがい知れる三浦さん。
生前、そして逝去後に聞こえてくる様々なエピソードからはそんな人物像が見えてくる。
その人物像とはズレている「女性セブン」の記事に違和感を覚えた。
「意図的に、印象操作をしようとしている」との指摘も出ている状況で、色んな意味で記事に衝撃を受けたファンが一定数いることは間違いないだろう。
(文/窪田翔吾)