7月18日に急逝した俳優の三浦春馬さん。
三浦さんの最後の主演映画となった『天外者』(配給:ギグリーボックス)が絶賛上映中だが、本日25日より本編、そしてエンドロール上映後に3分間の特別メイキング映像が追加上映されている。
どういう意味合いで、この特別メイキング映像を流すことになったのかについて、同作に出演している歌手で俳優の西川貴教さんがツイッターを更新し語ってくれている。
「これは何度も劇場に足を運んで下さる皆さんや、上映後に拍手を下さる皆さんの様子に何かお礼が出来ないかとの想いから実現しました。本編とあわせて是非ご覧下さい」とのこと。
「多くのファンが連日、『最後の主演映画を目に焼き付けておきたい』『春馬くんの生きた証を胸に刻んでおきたい』などの思いから劇場に足を運んでいます。
ファンの後押しの結果…
当初、制作サイドが見込んでいた動員予想を遥かに超える人数が鑑賞しているようで、14日に劇場数を拡大して上映することが発表されました。
また、関連グッズについても売切が続出していたため、29日より一部劇場にて追加販売がスタートする予定となっています。
西川さんがツイッターで語っていらっしゃるとおり、多くのリピーターや作品に感銘を受けたお客様からの拍手が後押しした結果ということですね」(メディア記者)
『天外者』は凄まじい才能の持ち主という意味だが、語源は『天からの授かりもの』というところから来ている。
天から授かった素晴らしい才能を持った三浦さんが、精魂を込めて臨んだ『天外者』。
これは三浦さんからファンへのプレゼントであり、それに対しファンたちの反応という大きなプレゼントが生まれ、そのお返しに特別メイキング映像の上映が生まれたということだ。
この様子を、きっと三浦さんも温かい目で見守ってくれていることだろう。
(文/進藤伸二)