柳楽優弥さん主演、三浦春馬さんと有村架純さんが主要キャストとして出演している『映画 太陽の子』（配給：イオンエンターテイメント、監督：黒崎博さん）が今月6日より封切となった。
同映画は、NHKとELEVEN ARTS Studios（アメリカ）による日米合作作品として製作されたこともあり、11月よりアメリカの映画館で上映されるということが、アメリカのエンターテイメント産業専門の業界紙『Variety』の電子版“Variety.com”にて13日に報じられた。
「是枝裕和監督の『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭の最優秀主演男優賞に輝いた柳楽優弥さんが主演。彼は、日本独自の核兵器開発に携わり、良心の呵責に苦しむ科学者を演じています」と、主演の柳楽優弥さんについては紹介している。
主要キャストとして出演する三浦春馬さんについては「科学者の弟である空軍パイロットは、故三浦春馬（『進撃の巨人』）が演じています」
有村架純さんについては「彼らの幼なじみで生涯を通じて関わる女性役を有村架純（『るろうに剣心 The Final』）が演じています」とそれぞれ紹介している。
現状でのアメリカでの認識
「現在のところ、アメリカでの封切は11月12日を予定しているとも“Variety.com”には記されていましたね。
ただ、海外にも広く展開した作品として認知されているという事情からでしょうけど、三浦春馬さんの代表作が『進撃の巨人』とされていることが、少し残念な感じはします。
もちろん『進撃の巨人』でも三浦さんの身体能力を駆使したアクションなど見どころはありますが、数々の主演映画がある三浦さんですし、その中には心の機微などの味わい深い作品が数多あるわけですから。
とは言え、現状でのアメリカでの認識が分かりましたので、もっともっと三浦さんの作品が国際的な評価を受ける状況が作られて行ってほしいなとも思いましたよ」（メディア記者）
まずは、11月の『映画 太陽の子』アメリカ上映が多くのアメリカで暮らす方々に評価されることを願いたい。
（文／西島龍大）
～ライター略歴～
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き