『映画 太陽の子』柳楽優弥、有村架純とともに三浦春馬さんを選んだ経緯を監督が生配信で語る | The Audience
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『映画 太陽の子』柳楽優弥、有村架純とともに三浦春馬さんを選んだ経緯を監督が生配信で語る

『映画 太陽の子』柳楽優弥、有村架純とともに三浦春馬さんを選んだ経緯を監督が生配信で語る
The Audience

 6日より全国公開されている『映画 太陽の子』(配給:イオンエンターテイメント、監督:黒崎博さん)。

 同映画の公開を記念して、YouTubeチャンネル『共感シアター』にて、黒崎監督およびプロデューサーの森コウさんを迎えてのスペシャルトークが14日生配信された。
 
 柳楽優弥さん演じる主人公の科学者・石村修。
 
 その弟・裕之のキャラクターについて、「太陽のようにエネルギーを発散している人だし、軍人だから家族にも話さないギリギリの体験をしてきている人なので、言葉で一切説明しない、表情や立ち居振る舞いで表現しないといけない難しい役」だと黒崎監督は説明。
 
 この難役に三浦春馬さんがピッタリだと感じたのは、映画『真夜中の五分前』(配給:東映、監督:行定勲監督)での主人公・リョウの佇まいが素敵で、「こんな役もできちゃうんだ」と思ったのがきっかけだったという。
 
 もう一つ、三浦さんをこの役に演じてもらいたいと強く思わせたきっかけとしては、シリアスな舞台『罪と罰』、さらにはミュージカル『キンキーブーツ』で受けた「体の動きにこうも感情を乗せることができるんだ」という衝撃を挙げていた。
 
 一方で、プロデューサーの森さんは、すでに多くの主演をこなしていた三浦さんが、主役ではないキャスティングを受けてくれるのかと心配していたが、すぐに受ける事を表明してくれたこと。
 
 それから、以降も数々の作品への出演予定がある三浦さんが髪型を坊主にできるかどうかという点についても懸念していたが、三浦さんは本人の意思で「坊主にします」と前のめりで言ってくれて、スムーズに事が運んだことを語っていた。

14日は嬉しい1日となったのではないか

 「先月の三浦春馬さんの一周忌には、多くの有名芸能人たちが三浦さんへの哀悼の意を表したのであろうSNSやブログの投稿が相次ぎました。
 
 しかしながら、誰もが三浦さんの名前を口にすることはなく、どういう経緯なのかは不明ながらも、『もう、三浦春馬という名前を聞ける機会はどんどんなくなっていくのではないか』とファンの間では不安視されてもいました。
 
 ですが、14日に放送された『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)での菅田将暉さんが『一番刺激になっている同年代の役者』の1人として三浦春馬さんの名前を出したことに続いて、今度はYouTube生配信での黒崎監督や森プロデューサーからの『春馬くん』『三浦さん』と名前を挙げてのエピソードトークでしたからね。
 
 多くの三浦さんのファンにとっては、14日は嬉しい1日となったのではないかと思いますよ」(メディア記者)
 
 今後、生前に三浦さんと交流のあった方々が気兼ねなく三浦さんとの思い出を語る場面が増えていくことを期待したい。
 
(文/西野麻衣)
 
 ~ライター略歴~
 茨城県出身
 シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている