前日に開会式を終えた東京五輪の各競技が本格的に始まった24日。
夏季冬季を通じての五輪日本通算500個目かつ今大会の初メダルとなる銀メダルを獲得した柔道女子48キロ級の渡名喜風南選手、今大会の日本人金メダル第1号となった柔道男子60キロ級の高藤直寿選手。
さらには体操界の「キング」と称され今大会でも鉄棒でのメダル獲得が期待された内村航平選手、あるいは不倫騒動からの復活の金メダル獲得が期待された競泳の瀬戸大也選手、東京五輪の顔となるはずだった面々の相次ぐ予選敗退。
様々な五輪関連ワードがツイッターのトレンドに上がる中、「#一年経っても説明なし」というハッシュタグが24日夜に突如トレンド入りした。
1年に渡って潜在し続けてきた不満が顕在化
「これは、先日18日に一周忌を迎えた三浦春馬さんに関連するハッシュタグですね。
一周忌当日の18日から三浦さんが所属するアミューズでは“追悼サイト”を立ち上げていますが、残念ながら25日の18時まででサイトは終了となる予定です。
もともと、『お別れの会に代わるものとして追悼サイトで済ませるなんておかしい』『追悼サイトで想いを寄せてくれって言いながら、わずか1週間じゃ想いを寄せられないだろ』など不満の声がいくつも聞こえてきていましたが、いよいよサイトの終了タイミングが迫ってきているということもあって、いまだに解消されていない“三浦さんに関するいくつもの疑問”をどうするつもりなんだという、1年に渡って潜在し続けてきた不満が顕在化した感じです。
特に、大きな疑問として残り続けているのが、『約束の時間』という妙に抽象的な表現を採用した、アミューズのマネージャーが三浦さん逝去当日に三浦さんを迎えに行く予定だった時刻。
それから、三浦さんが逝去前日まで撮影に臨んでいたドラマ『カネ恋』こと『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)の不可解な演出の数々です。
アミューズならびにTBSに対する三浦さんファンからの疑念は今なお健在なようですから、何かしらの説明や弁明をした方がいいと思うんですけどね」(メディア記者)
報道がかなり東京五輪一色となっている今だからこそ、しれっと何かしらの発表を行うには、ある意味で最適な時期にも思う。
果たして、アミューズやTBSが「#一年経っても説明なし」という声に正面から向き合うことはあるだろうか。
(文/窪田翔吾)