小林賢太郎解任「小山田圭吾、のぶみ」霞む“ユダヤ人大量虐殺”ネタ…NHK対応は? | The Audience
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小林賢太郎解任「小山田圭吾、のぶみ」霞む“ユダヤ人大量虐殺”ネタ…NHK対応は?

小林賢太郎解任「小山田圭吾、のぶみでさえ」比べ物にならない“ユダヤ人大量虐殺”ネタ…NHKはどう対応?
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、開会式および閉会式の制作・演出チームで“ショーディレクター”を務める小林賢太郎さんを解任したと発表した。

 小林さんはラーメンズとして活動していた芸人時代に、自身が台本を書いたNHK教育番組のコント番組において「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」という文言を使用。
 
 ナチス・ドイツによる民族大量虐殺という悪しき歴史を、悪ふざけ的に笑いのネタにしていたことが大きな問題となり、解任に至った模様。

国際的な歴史問題に対してあまりにも無神経、不勉強

 「この数日の間に、過去の障がいを持つ同級生への胸糞悪すぎるいじめネタにより、楽曲制作担当の小山田圭吾さんが辞任。
 
 さらには、過去の教師へのいじめネタが要因となり、五輪イベントに出演予定だった絵本作家の“のぶみ”さんも出演辞退。
 
 これだけでも十二分に日本の恥部を国際社会へ晒し放題となっていましたが、今回の小林賢太郎さんの件はこれらが霞んで見えるほどにとてつもなく大きな国際問題へと発展するリスクをはらんでいます。
 
 そもそも、NHK教育番組が問題となっているコントを放送していたということは紛れもない事実であり、日本が国際的な歴史問題に対してあまりにも無神経、不勉強であることを露見させるニュースだったと言えるでしょうね……」(メディア記者)
 
 すでに、小林さんは解任を受け「私が書いたコントのセリフに、極めて不謹慎な表現が含まれていました。ご指摘を受け、当時のことを思い返しました。思うように人を笑わせられなくて、浅はかに人の気を引こうとしていた頃だと思います。その後、自分でもよくないと思い、考えを改めて、人を傷つけない笑いを目指すようになっていきました。人を楽しませる仕事の自分が、人に不快な思いをさせることはあってはならないことです。当時の自分の愚かな言葉選びが間違いだったということを理解し、反省しています。不快に思われた方々にお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした」などのコメントを発表。
 
 ただ、NHKや日本政府としてもきちんとした謝罪をしなければ、五輪開催どころか今後の日本に対する世界からの視線が極めて厳しいものとなることは間違いないだろう。
 
(文/等々力おさむ)
 
 ~ライター略歴~
 山梨県出身
 かつては某俳優の付き人を務めていた
 現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中