昨年急逝した三浦春馬さんが18日で一周忌を迎えた。
俳優を主軸に歌手やMCなど幅広い表現活動をしていた三浦さんは、生前非常に多くの人とつながっていた。
そのため、18日には数々の芸能人が三浦さんへの追悼メッセージをSNSを通じて送っていた。
ミュージカル『キンキーブーツ』で三浦さんとともに主演した小池徹平さんは自身のインスタグラムを更新し、「今日は一日最高な空だったなぁ。ほんと気持ちがいい青空。夕日も最高だ。小池家の笑い声がよく響いた一日。今日は空に乾杯」と青空の画像を添えて綴った。
これには「きっと春馬くんのことを想ってですよね」などのコメントが寄せられている。
三浦さんが主演の関西テレビ制作ドラマ『TWO WEEKS』で元恋人役を演じた比嘉愛未さんは、自身のインスタグラムでストーリーズ機能を使い「雲ひとつない晴天。あの人の笑顔を想い出す。。私も笑顔を忘れずにいるね」と雲ひとつない快晴の空の写真とともにコメントを投稿した。
比嘉さんと同じく、『TWO WEEKS』で共演した三浦貴大さんもインスタグラムでストーリーズ機能を使い「元気でいるよ」とドラマ内で三浦春馬さんと2人きりのシーンの画像とともにコメントを投稿した。
2008年4月にリリースされたアルバム『WONDERFUL WORLD』の収録曲「うまく言えない」MVに三浦春馬さんが出演したことをきっかけに親睦を深め、2014年に放送された三浦春馬さんの主演ドラマ『僕のいた時間』(フジテレビ系)では挿入歌、イメージソングの2曲を担当するなどしていた歌手ユニット“ゆず”の北川悠仁さんもインスタグラムでストーリーズを更新。
「You're always in my heart. I'm thinking of you while singing. I hope my songs to reach out to where you are.(アナタはいつも僕の胸の中にいるよ。歌っている間もアナタのことを考えてる。僕の歌が、アナタのいる場所まで届いてくれたらいいな)」とのコメントを発表した。
誰も“三浦春馬”という固有名詞を綴っていない
「多くの人脈を持ち、人望の厚かった三浦春馬さんですから、これだけ多くの有名芸能人が追悼メッセージを寄せているのも、ある意味当然かもしれませんね。
ただ、ひとつだけ気になることは、誰も“三浦春馬”あるいは“春馬”といった固有名詞を綴っていないことでしょう。
一般のファンの方への影響に配慮してなのでしょうかね?
ただ、明らかに三浦春馬さんのことを指し示しているということが分かる内容にもかかわらず、名前だけは出さないという、まるで示し合わせたような表現手法には、個人的に違和感を覚えましたよ」(メディア記者)
名前は伏せなければいけない何らかの事情があったことは間違いなさそうだ。
(文/窪田翔吾)