まもなく一周忌を迎えようとしている俳優の三浦春馬さん。
14日には、所属事務所のアミューズが新たな三浦さんに関する“お知らせ”を発表した。この中で、三浦さんの“お母様からお預かりしたメッセージ”も掲載されている。
「突然の春馬の死から一年が経った今でも息子が亡くなったことを受け入れられずにおりますが、ようやく少しずつ気持ちの整理ができるようになり普通の生活を送りつつあります。一周忌も目前ということもあり、ただ静かに故人を偲びたいという思いです」「ファンの皆様におかれましては、春馬自身のこと、そして死後も公開される作品にも多大な愛を注いでいただいていることは承知しており、母親として大変感謝しております。ファンの方々の応援やメッセージは、生前から本人の活動の糧になっていたと思います。この一年間、ファンの皆様におかれましても深い悲しみを背負い、色々と想いが巡ることがあったことと思います。願わくば、彼が生涯を捧げた演技とその作品をこれからも忘れずに、愛され続けていることが俳優三浦春馬としての喜びとなり、私自身も一番の追悼になると思っております」「他方で、記者の皆様をはじめとした方々におかれましては、自宅や勤務先まで押しかけられることには不安と共に恐怖を感じずにはいられません。
どうかこれ以上、日常生活にまで踏み込むような取材は控えていただき、静かな日常に戻り、故人を偲ばせていただければ幸いです」(原文ママ)
という内容なのだが……。
《彼》《故人》という呼び方
「三浦さんのファンらから『本当に春馬くんのお母様が書いたメッセージなのか?』『少なくとも、お母さんが書いたものではなく、アミューズ側が“これで掲載していいですか?”と草案を見せて、お母さんに同意を取ったようなものじゃないかな』といった声が聞こえてきていますね。
アミューズが発表した三浦さんのお母様のコメントでは、三浦さんのことを《春馬》《息子》《彼》《故人》といういくつかの呼び方を使って表現しています。
一方で、同日に『週刊文春』(文藝春秋)が掲載した記事の中では、お母様は《春馬》もしくは《息子》という呼び方しかしていません。
やはり《彼》や《故人》と自分の子どものことを呼ぶとなると、かなりの距離感があるように感じますし、なかなか本人が書いたコメントだとは感じづらいところがあるのは事実ですよね」(メディア記者)
まだ半年も経過していない今年2月には、「フライデー」(講談社)が“三浦春馬さん「実母告白」で対立表面化もテレビが報道できないワケ”との見出しで、三浦春馬さんのお母様とアミューズの間に軋轢があるのではないかとの記事を掲載した経緯もある。
もちろん、時間とともに関係性が変化していった可能性も十分に考えられるが、果たして真相やいかに。
(文/窪田翔吾)