7日に全国183の劇場で開催された、三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)の七夕特別上映。
これを受け9日に、田中光敏監督が自身のブログにお礼の動画メッセージを投稿した。
「たくさんの人達に、全国の劇場に足を運んでいただいたこと、本当にありがとうございます。『天外者』を作って、まさかこんな事になっていくとは、夢にも思っていませんでした」と、当初の見込みや想定をはるかに超える一大ムーヴメントとなっていることへの驚きと喜びを冒頭で語った。
続けて「7月7日に、たくさんの人達の想いを乗せて、きっと色んな人達に想いが届いたんじゃないかなと思います。主演の三浦春馬をはじめ、それを支えてくれたたくさんのキャスト、スタッフの想いも届いたんじゃないかと思います。劇場の方々、映画を配給してくれたギグリーボックス様、そしてたくさんの観客の皆様に支えていただいたことに本当に感謝しています。ありがとうございました」と感謝にあふれたメッセージを送っていた。
田中監督の存在なくして『天外者』が生まれることはなかっただろう
「田中光敏監督は、次回作品『法定相続人(仮題)』の準備などで多忙な日々の中、全国各地の劇場で『天外者』の舞台挨拶にもこれまで精力的に臨んでこられました。
そして、7日に行われた七夕特別上映に対しても、忙しい合間に時間を割いて動画でのお礼メッセージを届けてくれました。
以前からも感じていましたが、あらためて田中監督の存在なくして『天外者』が生まれることも、ここまでの大ヒットにつながることもなかっただろうなと強く感じましたね」(メディア記者)
七夕特別上映の成功を受けて、あらためて国内での『天外者』の上映は活気を取り戻してきた感がある。
また、13日からは台湾上映が再開予定となっており、海外展開もここから加速していく可能性を感じる。
今後の『天外者』の動向からも、まだまだ目が離せない。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている