柳楽優弥さんが主演、三浦春馬さん、有村架純さんらが共演した『映画 太陽の子』の完成披露試写会が7日、都内劇場にて行われた。
試写会に合わせて、舞台挨拶も行われ、柳楽さん、有村さんのほかに國村隼さん、メガホンをとった黒崎博監督が登壇した。
柳楽さんは「架純ちゃんや春馬くんとか30前後の俳優が、しっかりとしたテーマの作品に参加して、みんなに伝えていくっていうことが意味のあることだったかなって思えて最高の時間でした」と撮影を振り返っていた。
有村さんは「柳楽さんも春馬さんも一度お仕事をしたことがありますけど、自然と幼馴染みという関係性ができました」などのコメントを残したのだが……。
『黒崎監督は何か事情が異なるようですね』
「黒崎監督の口からは三浦春馬さんの名前が出ず、『ここにおられる出演者』『今一緒に立ってくれている演じ手の仲間達』といった表現が続きました。
これを受け、三浦さんのファンなどから『意識して春馬くんの名前をあげないようにしているのではないか』『天外者の田中光敏監督も、ブレイブの本広克行監督も、真夜中の五分前の行定勲監督も、春馬さんの話をしてくれるのに、黒崎監督は何か事情が異なるようですね』といった反応が出ていますよ。
『黒崎監督は、現在放送中の大河ドラマ“青天を衝け”でチーフ演出を務めている。“青天を衝け”はアミューズ色が濃いので、そのあたりが関係してそう』と勘ぐる声もありますね」(メディア記者)
黒崎監督が三浦さんの名前をあげなかったことで、舞台挨拶や『映画 太陽の子』そのものに対して違和感や不快感を覚えたファンがいたことは事実のようだ。
(文/窪田翔吾)