4日から放送開始となった鈴木亮平さん主演のTBS日曜劇場『TOKYO MER』。
第1話で世帯平均視聴率14.1%、個人平均視聴率8.2%(いずれもビデオリサーチ調べ)を記録し、最高のスタートを切った同ドラマ。
だが、その第1話の演出に対してある疑惑の目が向けられているようだ。
「昨年7月に急逝した三浦春馬さんに関するものですね。
マンション名が…
三浦さんの急逝後に全4話に構成し直して放送された、松岡茉優さん主演のTBS火曜ドラマ『カネ恋』こと『おカネの切れ目が恋のはじまり』では、三浦さんの死を想起させるような小道具、衣装がいくつも見つかっており、“ガスライティング”“いじめ”“嫌がらせ”ではないのかとの声が数多く上がりました。
この『カネ恋』で、第1話、第2話、最終話の演出を担当していたのが平野俊一さんという方で、今回の『TOKYO MER』にも演出の1人として参加しているんです。
そして、『TOKYO MER』の第1話序盤に、大勢が怪我をした事故現場として芝浦埠頭付近の地図が表示されるシーンがあり、そこに三浦さんが生前住んでいたとされるものに酷似したマンション名が表示されました。
フィクションということで、実際の地理的配置とは少し異なるものの、『あえて三浦さんを想起させるような仕様にしたのではないか』という指摘が一部で出ていますよ」(メディア記者)
『TOKYO MER』の第1話および第2話の演出は、平野さんではなく松木彩さんという方が担当している。松木さんは『カネ恋』の演出には名前がない。
このことから、『カネ恋』の不可解な演出と『TOKYO MER』の演出を紐付けて考えるのは少々やりすぎとも言えるかもしれない。
とは言え、三浦さんを想起させる建物名が、実際の場所とは異なる、ストーリーの中の事故現場付近に配置されていたのは紛れもない事実。
第2話以降、特に平野さんが演出を担当するであろう第3話以降に大きな注目が集まることになりそうだ。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き