鈴木亮平『TOKYO MER』の石田ゆり子は小池百合子都知事へのオマージュ、それとも皮肉? | The Audience
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鈴木亮平『TOKYO MER』の石田ゆり子は小池百合子都知事へのオマージュ、それとも皮肉?

鈴木亮平『TOKYO MER』の石田ゆり子は小池百合子都知事へのオマージュ、それとも皮肉?
The Audience

 2018年の大河ドラマ『西郷どん』で主人公・西郷隆盛役を熱演した俳優の鈴木亮平さん。

 前クールのフジテレビ系ドラマ『レンアイ漫画家』で、民放ドラマ初主演を果たすも、世帯視聴率の最高値は6.5%、最低では4.8%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と残念な結果となっていたが。
 
 4日からスタートした、鈴木さんにとってこれがTBS系ドラマ初主演となる日曜劇場『TOKYO MER』は初回の世帯平均視聴率が14.1%と抜群の数字を記録。
 
 個人視聴率でも8.2%と非常に良い出だしとなった。
 
 「さすがは日曜劇場、という感じの視聴者を引き込む構造に長けた作品に『TOKYO MER』もなっていましたね。
 
 前クールの『ドラゴン桜』、その前の『天国と地獄』と最終話では世帯平均視聴率が20%を超える大ヒットとなりましたが、『TOKYO MER』にも負けず劣らずの数字が期待できそうです。

石田ゆり子さん演じる東京都知事・赤塚梓

 数字の浮き沈みとは別に、今回の『TOKYO MER』で個人的に面白いと感じたのは、“走る緊急救命室”であるTOKYO MERが、石田ゆり子さん演じる東京都知事・赤塚梓の肝入り事業であるという点ですね。
 
 女性都知事が、自身の政治パフォーマンスを兼ねて新たな試みを行うという描き方が、どうにも現職の小池百合子都知事を彷彿とさせます。
 
 しかも、赤塚という名前もかなり小池都知事を意識したネーミングではないかと感じました。
 
 小池都知事と言えば、イメージカラーは緑。そこから、一部の方からは“緑のたぬき”なんてニックネームでも呼ばれています。
 
 緑のたぬきと言えば、赤いきつねが自然と想起されます。そして、きつねは“きつね塚”に棲むとされています。
 
 そう考えると、“赤塚”というネーミングが小池都知事から連想されている可能性は十分にあるのではないかと思うんですよ」(メディア記者)
 
 都議会議員選挙の結果受け、小池百合子都知事はそれどころではないかもしれないが、『TOKYO MER』の赤塚都知事についてどう見るのか意見を聞いてみたいものだ。
 
(文/等々力おさむ)
 
 ~ライター略歴~
 山梨県出身
 かつては某俳優の付き人を務めていた
 現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中