13日、「RIZIN.28」が東京ドームで行われ、メインイベントでは人気YouTuberでもあり、今やRIZINの看板でもある朝倉未来選手が“柔術界の鬼神”と恐れられるクレベル・コイケ選手と激突した。
結果は、2R途中にクレベル選手の三角締めが深く極まり、朝倉選手がタップすることも叶わずに失神KOを食らうという衝撃的なものとなった。
試合後に朝倉選手は自身のTwitterを更新し「完敗。記憶もあるので大丈夫です。やることはやってきたので後悔はないけど、素直に悔しい」とダメージの程度を報告するとともに、正直な心境を吐露。
さらに、「今後のことは少し考えます。けど格闘技という道にきて、歴史的な東京ドーム大会のメインで試合出来たことは一生忘れないです。応援してくれた方々ありがとうございました」とコメントした。
“引退”へ思いが傾いている
「強気な姿勢を常に取り続けてきた朝倉選手の『歴史的な東京ドーム大会のメインで試合出来たことは一生忘れないです。応援してくれた方々ありがとうございました』というコメントは、本人は『今後のことは少し考えます』と具体的な指針を語ってはいませんが、かなり“引退”へ思いが傾いているのではないかと感じられますね」(スポーツ記者)
もしかしたら、今夜のクレベル選手との一戦が朝倉未来選手の最後のリング上での姿となってしまうかもしれない。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している