11日より、中国国内で唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の長編映画祭「第24回上海国際映画祭」が開幕した。
これを受け、日本国内有数の映画専門サイト《映画.com》が“第24回上海国際映画祭開幕!「嵐」ライブフィルム、「るろ剣」「閃光のハサウェイ」チケット争奪戦で価格高騰”とのタイトルで記事を配信。
「今回の主要ラインナップに加えて、現地の反響をまとめて紹介する」としているのだが……。
『天外者』や『浅田家!』は…
「映画.comさんが、記事で取り上げているのは、オープニング作品として上映される、日本からは池松壮亮さんが参加した“中国共産党100周年”を記念した映画『1921(原題)』。
それから、目玉作品であるとして、アイドルグループ・嵐の『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM "Record of Memories”』。
コンペティションの短編劇映画部門に入選した『リトルサーカス』、シリーズ作品が対象となるムービーフランチャイズ部門の『るろうに剣心』シリーズ、『ガンダム』シリーズ。
東映創立70周年を記念した企画部門に『鬼龍院花子の生涯』『新幹線大爆破』。
そのほか、『戦場のメリークリスマス』『ガメラ 大怪獣空中決戦』『無法松の一生(1943)』『アジアの天使』『由宇子の天秤』『スパイの妻 劇場版』『アンダードッグ』『すばらしき世界』『海辺の彼女たち』『心中天網島』『はなれ瞽女おりん』というラインナップです。
全5回の上映チケットが瞬く間に完売した三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』や、日本アカデミー賞の主演男優賞を獲得し、最優秀主演男優賞に推す声もあった二宮和也さんの『浅田家!』は全く触れられていないどころか、作品名を挙げることすらされていません」(メディア記者)
上海現地の評判であったり、映画祭主催サイドの捉え方であったりという部分が、『天外者』や『浅田家!』を特筆するに値しないものなのだろうか。
それとも、《映画.com》が記事を作成するにあたって、何らかの忖度や圧力が介入したということなのだろうか……。
(文/窪田翔吾)