9日、タレントの小林礼奈さんが退店をめぐるトラブルを自身のブログで主張していた件で、やり玉にあげられた“蒙古タンメン中本”の店主・白根誠さんが公式サイトに見解とお詫びを掲載した。
小林さんのブログの書き方では多くの方が「小林さんと子どもの2人で来店したのだろう」という見方をする状況になっていたが、実際には小林さんとともにもう1名成人女性、さらにその成人女性の子どもの計4人で店を訪れ、1卓のみのテーブル席に着座。
入店から35分ほどの時点で子ども2人はエプロンを外し食事が終わった様子を見せ、さらに小林さんの連れの成人女性もエプロンを外してマスクを着用した状態に。
さらに、ラーメンの丼には箸やレンゲがまとめられた状態で、小林さんもマスクこそしていなかったようだが、食事を続けている様子はなく大人2人で会話をしている様子だったという。
そこへ店員が「すみません。お待ちのお客様がいらっしゃいますので、もし宜しければ、お席の方よろしいですか？」と声掛けをしたという、一連の経緯を、店内カメラおよび対象店舗の店長の話も確認したうえで発表している。
『炎上系』だということがハッキリした
「これで、小林礼奈さんが完全なる『炎上系』だということがハッキリしたのではないでしょうか。
“蒙古タンメン中本”の店主・白根誠さんは、今回の件でも小林さんを責めるようなことは一切せず『飲食店で召し上がっている途中のお客様に、「お席の方よろしいですか？」という言葉は本来あり得ません。勘違いをしてお声がけしてしまったことに関しては大変申し訳ございませんでした。今後このようなことがないように全店舗に指導致します。今後はよりスタッフの教育に力を入れていく次第でございます。今回のようなお客様に不快な思いをさせてしまったことを反省し、また今回の件でお客様、世間の皆様にお騒がせしましたこと、こちらも店主として心からお詫び申し上げます』としたうえで、『不特定多数の方から言われている「早くしろ」「遅えよ」「出ていけ」「睨みつけられた」「追い出された」というような言動は中本のスタッフとして一切ございません。私、白根誠が断言します！』とまとめています。
詫びるべきところは詫び、お店を支えているスタッフのことはしっかり守るという、きわめて大人な対応だったと言えるでしょう。
あらためて、小林さんへは『どんだけ嘘八百付いてるの？頭イカレてんだろ』『子どもが将来いじめられたりしないように、いい加減炎上商売みたいなことは辞めた方がいいのでは？』など苦言を呈する方が多くなっている状況ですよ」（メディア記者）
店長の証言だけでなく映像という証拠も伴って、時系列も含めた真相が白日の下に晒されたと言っていいだろう。
10日には“蒙古タンメン中本”の発表を受けて小林さんが「もともとお店に非があるなんて言ってない」という旨の動画をYouTubeに投稿。さらには、ブログも更新しそのYouTube動画へのリンクを貼っている。
当初、“蒙古タンメン中本”を攻撃しようという魂胆が見え見えだったにも関わらず、さすがに小林さんの発言には無理があるのではないだろうか。
（文／等々力おさむ）
～ライター略歴～
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中