22日夜に放送された、森七菜さん主演のドラマ『恋あた』こと『この恋あたためますか』(TBS系)最終話。
※以下はネタバレを含みますので、見逃し配信などで視聴予定の方はご注意ください。
予告の「その結末は、きっと あなたの心をあたためます」というフレーズが、一部ファンの間で「詐欺レベル」だったと話題になっている。
「最終話が始まって、ものの数分で、早くも仲野太賀さん演じるまこっちゃん(=新谷誠)が不幸の底に行きつく未来が見え見えに。
前話の最終盤、『クリスマスまでの期間限定』という仮契約のような形式で、どうにか森七菜さん演じるキキちゃん(=井上樹木)との交際にこぎつけていたまこっちゃんが、ついにキキちゃんから『クリスマスをまこっちゃんと過ごす』という回答をもらえそうになっていたそのとき、キキちゃんへの想いに気付いた中村倫也さん演じる浅羽拓実が現れ、『俺には君が必要だ』と告白。
まこっちゃんへのむごい仕打ちにイライラ
その結果がどうなるかと注目されていましたが、最終話の冒頭で『その場では結論を出さなかった』と同居する(古川琴音さん演じる)スーちゃんに言いつつも、明らかに浅羽に気持ちが傾いているキキちゃんの姿がありました。
そして、そんなキキちゃんの気持ちを察して、後日『怯むなよ』『俺なんかに気を遣うなよ』『キキちゃんの本当の気持ちを聞かせて』と言葉をかけるまこっちゃん。
それを受け、涙ながらに『私、社長(=浅羽)が好きです』と吐露したキキちゃん。
この時点でも、とにかく男前で人間ができすぎているまこっちゃんへのむごい仕打ちにイライラ。
その後も、まこっちゃんや浅羽の元カノである石橋静河さん演じる北川里保さんに対して何ら気を遣うことなく己の幸せだけを堪能するキキちゃん。
正直、最高につまらない最終話でしたし、どこが『その結末は、きっと あなたの心をあたためます』なのかと、作者に文句を言いたい仕上がりとなっていましたからね。
特にまこっちゃん推しのファンから『予告のフレーズは詐欺レベルだった』と厳しいコメントが飛んでいるのも致し方ないかと…」
前話では10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と素晴らしい視聴率を叩き出していたが、最終話開始早々に結論がほぼ分かってしまう構成だっただけに、最終話の視聴率も伸び悩んでいる可能性がありそうだ。
(文/進藤伸二)