歌手でタレントのGACKTさんが21日に、自身のインスタグラムやYouTubeチャンネルで、ROLANDさん、門りょうさんとの合同プロジェクト「G&R」のパクリ騒動について、10分ほどの動画で謝罪をしたものの、自身はプロデューサーとしての責任はあるが、主な責任はアパレル会社側にあるという姿勢をとったことで批判の声が上がっている。
そんな中、思わぬところにも飛び火しているようだ。
まず、GACKTさんらがプロデュースした「G&R」は“女性を一流にするため”と銘打ったプロジェクトで、販売したドレスのデザインが他社商品に似ているという指摘があがり、確認したところデザイナーの1人が模倣したことを認めたため、販売を中止するとともに、商品を回収し、購入者には全額返金する方針を打ち出した。
そして、直接デザインに関与はしていなかったものの、問題が発覚した20日のうちにROLANDさんはプロデューサーとしての責任を潔く認め謝罪。「G&R」との契約解除も報告した。
三浦春馬さんや竹内結子さんのファンから…
一方で、GACKTさんは、先述のとおり21日になって「プロジェクトの顔になった責任がある」としながらも、アパレル会社のおかしたミスだと強調し、やや責任逃れを図るような部分があった。
これに対し、「自分は悪くないけど立場上謝ってます、でも本当に自分は悪くないんですよって言ってるように聞こえる」「GACKTは人の上に立つ人間ではないのかな」などのGACKTさんを糾弾する声がある一方で、思わぬところからも非難の声が上がっているという。
「三浦春馬さんや竹内結子さんのファン、そしてお2人の遺作映画である『コンフィデンスマンJP -プリンセス編』(配給:東宝)のファンからの声です。
映画をご覧になった方なら分かると思いますが、同作にはGACKTさんも少しだけ出演しています。
そのため、「映画のイメージを悪化させる可能性がある。本当に迷惑だ」として憤っているようです」(メディア記者)
さすがに、アノ出番の量のGACKTさんの今回の騒動が作品に影響する可能性は低いとは思うが、DVD&ブルーレイの発売が25日と間近に迫っているため、ファンの怒りも分からなくもない。
(文/スコッティ角筈)