6日に放送された阿部寛さん主演ドラマ『ドラゴン桜』第7話の視聴率が14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが7日分かった。
第1話の14.8%にこそ及ばなかったものの、前話から0.4ポイントアップで、第2話以降では最高値をマークした。
このペースで次話以降に【15.0%】のラインを超える期待がかかる。
ところで、第6話から大きな注目を集めている健太を演じる細田佳央太さんは、実は同クールの別のドラマにも出演していたことをご存知だろうか。
19歳の若手俳優が同クールのドラマに同時出演の凄み
「髪型も体型も全然違って、同じ人には見えないですのでお気付きでない人がほとんどだと思いますが、竹野内豊さん主演『イチケイのカラス』(フジテレビ系)第4話に、被告人の児童養護施設時代からの親友という重要な役どころで何シーンも出演されていたんですよ。
ある程度、経験を積み重ねた一定の年齢以上の俳優さんであればしばしばあることですけど、19歳の若手俳優が同じクールのドラマにレギュラー出演とゲスト出演を同時にするっていうケースはかなりレアだと思います。
さらに、このところ放送されている“第一生命”の《幸せの道~息子の旅立ち~篇》CMで、親元を離れて巣立っていく子どもの役を演じているのも細田さんです。
これまた、全然違う印象で、見事な演じ分けをしているなと感じますよ。
細田さんは2年ほど前に『山田孝之さんのようなカメレオン俳優になりたい』『三浦春馬さんにも憧れていて、あのような演技ができるようになりたい』と語っていましたが、すでにその素質がかなり花開いていると思いますし、今後のさらなら飛躍が楽しみですね」(メディア記者)
放送開始前には、生徒役の面々に対し知名度の低さを指摘する声も多かった『ドラゴン桜』。
だが、近い将来、日本を代表することになる俳優が数多く出演しているのかもしれない。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き