浜辺美波&板垣李光人『約束のネバーランド』アノ点だけが | The Audience
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浜辺美波&板垣李光人『約束のネバーランド』アノ点だけ「もったいない」ワケ

浜辺美波&板垣李光人『約束のネバーランド』アノ点だけ「もったいない」ワケ
ぱくたそ

 18日から公開となった、女優の浜辺美波さん主演の映画『約束のネバーランド』(配給:東宝)。


 テレビアニメ化もされた「週刊少年ジャンプ」連載の人気コミック「約束のネバーランド」を実写映画化したもので、自然の中に建てられた楽園のような孤児院「グレイス=フィールドハウス」を舞台に物語が展開していくのだが……。
 
 ※以下は一部ネタバレを含みますので、ご注意ください。
 
 「孤児院で暮らす浜辺さん演じる主人公のエマと、板垣李光人さん演じる優しさと知力に溢れるノーマン、城桧吏さん演じる成績優秀でクールながら少々口の悪いレイの子供たち3人と、北川景子さんが演じている孤児院の子供たちの母親役を務め『ママ』と呼ばれているシスター・イザベラが主要なキャラクターです。

特筆したいのは板垣さん

 主演の浜辺さんの安定感はもちろん見事なんですが、特筆したいのは板垣さんのノーマンとしての居方でしょうね。
 
 マンガやアニメで、多くのファンを生んだノーマンのキャラクターを壊すことなく、それでいて板垣さんとしての雰囲気も追加できていて、大きな感銘を受けましたよ。
 
 北川さんに関しては、これまで見てきたどの作品よりも安定しているように見えましたし、ハマり役だったと思います。
 
 その中で、少し違和感を感じたのが城さんの話し方でした。少し距離感を計りきれていないかのような声量や声圧のシーンがしばしばありました。

 どうやら城さんはちょうど変声期に差し掛かっていて、やや声を出しづらい状況にあったようですし、そのこともあって撮影後にあらためてすべてアフレコしたとのことでした。
 
 そういうことであれば、監督の平川雄一郎さんにもう少し違和感が出ないように調整してほしかったですね……。
 
 この違和感以外は100点だっただけに、もったいないなと感じました」(映画批評家)
 
 1つの減点が作品全体のイメージにも影響しかねないだけに、確かにもったいないかもしれない。
 
(文/佐藤博幸)