17日、歌手のBoAさんが、正式な手続きを踏まずに日本から向精神薬を輸入した疑いで、韓国の検察当局に事情聴取を受けていたことを、複数のメディアが報じている。
BoAさんの所属事務所は「無知によるミス」と説明のうえ謝罪しており、今後も捜査に全面的に協力するという。
「医薬品や食類など、輸入に関しては国によって様々なルールがありますので、『無知だった』という説明については特に問題があるとは思いません。
ただ、今回気になったのは輸入していたのが『向精神薬』だったという点です。
向精神薬は抗うつ薬や抗不安薬、睡眠導入剤(睡眠薬)など精神科で使うお薬の総称ですから、BoAさんがメンタル面で何らかのトラブルや不安を抱えているということだと思います。
気の休まらない日々を送っているのかも
韓国のエンターテインメント界は日本以上に競争が激しい印象がありますから、なかなか気の休まらない日々を送っているのかもしれません。
日本国内に目を移しても、今年は三浦春馬さんや竹内結子さんらが自死と見られる形で亡くなるなど、異例の事態が続いています。
先日は、ジャニーズ事務所所属のアイドルSexyZoneのマリウス葉さんが体調不良での休養を発表しました。
その前には、日本と韓国をまたにかけて活躍しようとしているガールズグループ・NiziUのミイヒさんが、やはり体調不良での休養を発表し、現在も復帰の目途が立っていません。
日本や韓国に限ったことではなく、『芸能人のメンタルケア』については世界的に真剣に考えないといけない状況にあるのではないかと思いますよ」(メディア記者)
BoAさんのメンタル面を心配しつつ、全世界的にエンターテインメント界の環境改善が進んでいくことを切に願う。
(文/スコッティ角筈)