あと1ヶ月半ほどで一周忌を迎える俳優の三浦春馬さん。
最後の主演映画『天外者』は、ロングラン上映が続いており、いよいよその期間が半年に及ぼうとしている。
また、5月7日からは台湾上映がスタートとなり、5月13-23日の期間にはハワイ国際映画祭に参加、6月11日からは上海国際映画祭への参加が決まっている。
主演の新田真剣佑さんと最初で最後の共演となった『ブレイブ -群青戦記-』も、4日から台湾上映(コロナ禍により残念ながら公開延期となったが)、7月1日から香港上映が行われることが決まっている。
三浦さんが健在だったら
「三浦さんの出演映画が続々と海外展開していますね。
タラレバを言っても仕方ないかもしれませんが、三浦さんが健在だったら、きっと海外展開への喜びと、海外展開を後押ししてくれたファンへの感謝の思いをSNSで発信してくれたと思います。
実際には、所属事務所アミューズの方が更新されている“三浦春馬&STAFF INFO”のツイッターアカウントから、『天外者』『ブレイブ』両作品の海外展開に関する報告は一度もありません。
報告することによるメリットこそあれ、デメリットなんてほとんどないように思うのですが、不思議なものですね」(メディア記者)
もちろん、生きている間に世界的に評価されることがベストだったとは思うが、三浦春馬さんが亡くなった後からでも世界的に評価をされる状況が訪れることは、所属事務所のアミューズとしても嬉しいことには違いないのではないだろうか。
三浦さんの急逝以来、全く“三浦春馬&STAFF INFO”のアカウントが稼働していないのであれば、海外展開について報告がなくともさほど違和感を与えることはなかっただろう。
だが、三浦さんの急逝以降も、いくつものメディア出演情報などを報告している中で、海外展開には「あえて触れない」と指摘が出るほどの対応を取っているのはなぜなのか。
ファンに疑念を抱かせるような対応はできるだけ避け、その思いに寄り添う姿勢をもっと見せてくれればと思う。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き