すでに、台湾上映が行われることは発表されていた新田真剣佑さん主演の『ブレイブ -群青戦記-』(配給:東宝、監督:本広克行さん)について、公開日が7月1日からに決定した。
同映画には、昨年7月に急逝し一周忌まで1ヶ月半ほどとなっている三浦春馬さんも出演している。
新田さん演じる西野蒼を導く存在となる松平元康(後の徳川家康)という役どころだ。
また、新田さんはかねてより「本格的に俳優を志すきっかけとなった憧れの存在」だと三浦さんのことを語っており、同映画で共演の夢が叶ったとともに、最初で最後の共演ともなっている。
大きな第一歩
「5月7日から最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)が台湾上映されていますが、これに続いての三浦さん出演作の海外展開ということで、日本のファンも喜びの声を上げていますし、台湾での三浦さんの人気は日本国内を凌ぐほどですので、大きな話題となりそうですよ。
新田さんは、これまで所属してきた事務所“トップコート”を4月までで退所し、父親である千葉真一さんが所属する“ルイアンドリーブス”に籍を移して、今後は海外を拠点に活動していくことを表明しています。
海外での飛躍は『三浦春馬さんの遺志を継ぐ』という意味合いもあるということで、新田さんのファンだけでなく、三浦さんのファンの多くもこの姿勢にエールを送っていますよ」(メディア記者)
今回の『ブレイブ』での台湾進出は、新田さんと三浦さん、2人の夢の大きな第一歩と言えるかもしれない。
(文/窪田翔吾)