女優の芳根京子さんが、自身の公式ブログを「非公開」とすることを5月30日に発表。
自身のインスタグラムにてストーリーズ機能を使い、同ブログが2016年に「BLOG of the year」の優秀賞を受賞するなど注目され、多くのファンからコメントが寄せられてきたことへの感謝を語った。
続けて、「ブログを書くのは今までの想いがある分 いつもかなりの時間がかかってしまい、なかなか更新する余裕が生まれぬまま時間が過ぎてしまいました。なのでブログの更新待ってますと言われると申し訳なく、少し心苦しく、、」と偽らざる本音を明かし、「何度か事務所の方と相談して、ひとまず、一区切り。ブログを非公開という形になりました。お知らせもなくすみません」と謝罪の上、「「細かいですが、“物理的に時間がなかった”という事ではなくて、“気持ちを綴る余裕がなかった”というのを伝えたかったのです。すみません」としていた。
翌日の5月31日からは、芳根さんのブログは非公開に変わっている。
2度のドラマ共演があったアノ俳優の影響
今回の、芳根さんのブログ「非公開」という判断には、デビュードラマを含め2度のドラマ共演があったアノ俳優の影響もあったのではないかという声がある。
「昨年7月に急逝した俳優の三浦春馬さんですね。
芳根さんは、2013年に『ラスト・シンデレラ』（フジテレビ系）で女優デビューし、このときに三浦さんと初共演しています。
そして、それから6年後の2019年に『TWO WEEKS』（フジテレビ系）で再共演を果たしました。
『TWO WEEKS』では、主題歌に三浦さんのデビューシングル“Fight for your heart”が使われたんですが、シングルのリリース翌日のドラマ撮影では、芳根さんがCDのジャケット写真がプリントされた特製ケーキを三浦さんにプレゼントするというサプライズが用意されていました。
そうした縁もあり、昨年の三浦さん急逝を受け、芳根さんは自身のツイッターで『大先輩だけど、いつも気にかけてくださって、お兄ちゃんのような存在で、たくさんの事を教えてもらいました。いっぱい、いっぱいお話しさせてもらいました。まだまだ話したい事がたくさんありました。またご一緒するのが目標でした。温もりをありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします』と語っていました。
多忙を極める中で、三浦さんが唐突な最期を迎えたという大きな出来事が、今回の『気持ちの余裕を大事にする』という芳根さんの選択に多大な影響を与えたのではないかと指摘する声がいくつも聞こえてきていますし、実際に影響した可能性は高いのではないかと思いますよ」（メディア記者）
先日は、深田恭子さんが適応障害により休養することを発表したばかり。
また、昨年は三浦春馬さん、芦名星さん、竹内結子さんらが唐突な最期を迎え、芸能界のトップランナーたちのメンタル面への負担軽減は大きなテーマとなっている。
今回の芳根さんの選択が、芳根さんの心身の健康に大きな意味を持ち、今後も自身のペースで仕事を続けていける状況となることを切に願う。
（文／窪田翔吾）