現地時間で13日から始まった「ハワイ国際映画祭」はいよいよあと数時間で終了を迎える。
日本映画として、『天外者』『ホテルローヤル』『窮鼠はチーズの夢を見る』『あのこは貴族』『青葉家のテーブル』『いとみち』『ジャズ喫茶ベイシー』『スパイの妻』の8作品が出品されており、全米でオンライン鑑賞可となっている。
「三浦春馬さんの最後の主演映画『天外者』は、昨年12月11日に日本国内での封切りを迎え、今もなおロングラン上映が続いてます。
この5月に入ってからは、7日から台湾上映も始まっていますし、6月11日からは“上海国際映画祭”への参加も決まっていて、海外進出が目覚ましいです。
多くのファンがこの状況に歓喜しているワケなんですが、1点だけ残念と言いますか不可解なことがあるんですよ。
春馬くんに関する情報を扱うアカウントがなんで…?
“三浦春馬&STAFF INFO”という、三浦さんの死後も新たな作品の公開情報であったり、出演作品のDVD発売決定であったり、三浦さんに関連する情報を随時更新しているツイッターアカウントに関してなんですが。
10日に三浦さんがMCを務めていたNHK紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる』のDVD発売決定について報告しているんですが、『天外者』の海外進出については、台湾上映も、ハワイ国際映画祭への参加も、上海国際映画祭への参加も、どれも全く触れていないんです。
三浦さんの、最後の、主演映画ですからね。
『春馬くんに関する情報を扱うアカウントがなんで全く天外者の海外進出に触れないの?』『おかしい』という声がいくつも上がっていますよ」(メディア記者)
間もなく終了ということで「ハワイ国際映画祭」への参加についてはおそらく触れられることはなさそうだが、三浦さんが情熱を注いだ『天外者』だけに、6月11日から始まる「上海国際映画祭」への参加については何らかの報告があればと願う。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている