22日に放送された菅田将暉さん主演の『コントが始まる』(日本テレビ系)第6話の視聴率が6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが24日分かった。
同ドラマは、主演の菅田さん以外にも、神木隆之介さん、仲野太賀さん、有村架純さん、古川琴音さんという20代の手練たちが顔を揃えた豪華な布陣。
視聴率は第1話から8.9%、8.6%、7.5%、7.1%、7.0%、そして第6話の6.5%と右肩下がりが止まらない状況なのだが……。
リアルタイム視聴率の捉え方を以前とは変えるべき
「見逃し配信など、リアルタイム視聴やレコーダーでの録画以外の視聴方法が確立されたことで、以前とは視聴率の捉え方を変えなければいけない時代になっていますね。
もちろん、リアルタイム視聴率が高水準であれば、確実に人気の作品であり、人気を呼ぶだけの良質な出来と言えます。
ですが、逆にリアルタイム視聴率の低数字がそのまま低人気や作品の出来の悪さを証明するのかと言うと、そうではなくなっています。
同じ日本テレビ系のドラマでは、広瀬すずさんと櫻井翔さんがW主演している『ネメシス』の場合は、視聴率の面で『コントが始まる』を少しだけ上回っていますが、作品に対する視聴者の評価は『つまらない』『櫻井翔の演技がひどい』とネガティブなものが非常に多いです。
一方『コントが始まる』に対しては『面白いのに数字が伸びないね』『めちゃめちゃ面白くて、見入ってます』とポジティブなコメントが多く、否定的な意見はかなり少ない状況ですよ」(メディア記者)
水面下で語られているコメント内容からも『ネメシス』の浮上の可能性は低そうだが、『コントが始まる』については今後数字が上昇していく可能性は十分にありそうだ。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動